無料&有料│ホロスコープの作成サイト・アプリ・ソフトのおすすめは?

西洋占星術を扱う上で、外せないのがホロスコープ作成。
最近は、ホロスコープを自動で作成してくれる、便利なツールが出回っています。
この記事では、占い師が実体験から導き出したおすすめのホロスコープ作成ツールをご紹介
無料の作成サイトやPC用ソフト、有料アプリなどについて、その特徴やおすすめポイントをまとめました。
ホロスコープを作成する際の参考にしてみてください。

ホロスコープ作成ツールを選ぶ際の条件は?

動作が軽い

ツールの動作については、使い勝手に直結します。
使っている途中に画面が固まる、すぐに落ちる、といったことが頻発すると、リーディングを行う上で支障が出るからです。
どんなに画面のデザインが気に入っていても、動作が重いとだんだん使わなくなってしまう可能性があります。
特に日常的に使う場合は、なるべく動作の軽いものを選びましょう。

デザインが見やすい

ホロスコープチャートのデザインの見やすさも大切です。
画面はシンプルな方が良い、カラフルな方が感覚的に理解できる、というように、見やすさの基準は人によって異なります。
私の場合は、背景の色が濃くて文字が白抜きだと目が疲れてしまうため、そういったものは避けています。
いろいろと試してみて、自分に合ったものを見つけてくださいね。

操作が簡単

操作が簡単で、望む情報にすぐにアクセスできることが重要です。
例えば、ネットで調べ物をしている時に、なかなか情報に辿り着けず、途中で調べるのを止めてしまうことってありませんか?
実際には望む情報がどこかに存在していたとしても、アクセスするまでに労力がかかるとわずらわしく感じるものです。
ホロスコープの作成時でも同じように、情報へのアクセスが容易であることが望ましいでしょう。

例えば、チャート上に天体とその度数が一緒に表示されるタイプのツールは、パッと見てわかりやすいですよね。
一方で、ツールによっては、天体の度数を別の表で確認する必要があるものも存在します。
私は度数を重視するため、前者の方が扱いやすいです。
ただし、細かい度数は重視しないという方もいるので、自分に合ったものを選びましょう。

無料│ホロスコープが作成できるWebサイト

Astrodienst

大手のホロスコープ作成サイトです。日本語に対応。
アカウント登録すれば、無料で任意の出生データを100人まで登録できます。
合成図や龍頭図などさまざまなホロスコープが作成可能。ハウスの種類も選び放題です。
マイナーな小惑星を表示できるのもポイントが高いですね。

コンテンツも魅力的で、天文暦(エフェメリス)や、海外の有名人の出生データを確認できる「Astrodetabank」、縁の深い土地がわかる「AstroClick トラベル」など、楽しめる要素が盛りだくさんです。
西洋占星術に興味を持ったら、一番に利用し始めたいサイトだと思います。

Astrodienstはこちら

さくっとホロスコープ作成

2024年の春分図

その名の通り、さくっとホロスコープが作成できます。日本語に対応。
操作が単純で、動作も軽く、使いやすいサイトです。
ネイタルと二重円が出せる他、サビアンにも対応しています。
作成したホロスコープ画像はダウンロードできますし、それをブログに自由に載せることも可能です。
とにかく手早くホロスコープを出したい時におすすめですよ。

さくっとホロスコープ作成はこちら

無料│PC用(デスクトップ用)ソフト

Stargazer(スターゲイザー)

多くの占い師さん御用達、言わずと知れた神ソフトです。日本語に対応。
Webから無料でダウンロードできます。
導入にはコツが必要ですが、無料とは思えないほど多機能です。
画面のデザインは比較的シンプルで、動作は軽い。
三重円やハーモニック、古典的な天体の品位などに対応しています。
ホロスコープ上の天体をぐるぐる回せるのも魅力です。

このホロスコープソフト付きの解説書も販売されており、バージョンによっては五重円も出せます。
五重円は、本格的に相性を見る際に重宝するはずです。
ちなみに、現在Web上で配布中の無料バージョンについては、五重円の機能は外されています。
まあ、あまり相性円を重視しない人にとっては問題ないでしょう。

これ一つ持っておけば間違いなし、自信を持っておすすめできるソフトです。
ただし、画像の著作権に関しては厳しいため、個人がSNSやブログにホロスコープの画像を掲載するのは難しいかもしれません。
よく注意事項を確認してみてくださいね。

Stargazerのダウンロードはこちら(Windows)

導入方法の解説サイトはこちら

AMATERU(アマテル)

ホロスコープのソフト

人気のホロスコープソフトです。日本語対応。
ホロスコープの色味がカラフルで、感覚的に理解しやすいです。
動作は少し重めで、私の環境(Windows10)ではしばしば固まります。
制作者さんが推奨する環境ではないので、仕方ないのかもしれません。

しかし、それでも使い続けたいほどの大きな魅力があるんです。それは、五重円が出せること!
五重円とは、二人のネイタルとプログレスに加えて、トランジットが出せるチャートのことです。
私はAMATERU以外に、無料で五重円が出せるソフトを知りません。
本格的に相性を占うなら、AMATERUはおすすめです。

また、サビアンやアラビックパーツ、幽体離脱予報グラフ(!?)など多機能なんですよね。
特に便利なのは、天体をクリックで動かし、任意の度数に移動させたチャートを表示できる機能。
例えば「ネイタルの太陽に対して、トランジットの木星がぴったりトラインになる時期」について、すぐに出せるんです。

さらに、有名人やイベントのデータパックや、スキン(ホロスコープの画面デザイン)のカスタムも導入可能。
ただし、こちらを導入するとさらに動作が重くなります。
動作環境が合うなら、西洋占星術に触れる上で心強い味方となるでしょう。

Amateruのダウンロードはこちら(Windows/Mac/Linux)

有料│スマホアプリ

Astro Gold(アストロ・ゴールド)

西洋占星術アプリ Astro Goldのスクリーンショット

Chart Created using Astro Gold iOS

iOS版とAndroid版に対応。言語は英語です。
ここでは、私が使っているiOS版についてご紹介しますね。

ホロスコープのデザインがかっこよく、種類もいろいろと選べるのが良い点です。
機能としては、三重円や古典的な天体の品位、アスペクト表などが表示できます。

そして何より、感覚的に操作しやすいです。
天体をぐるぐる回す、作成したホロスコープをお気に入りにいれる、ネイタルから二重円に切り替えるなど、パパッと操作できます。
また、ホロスコープをカテゴリ別に保存できるのも便利です。

有料なので購入を迷ったのですが、いちいちブラウザを立ち上げて、サイトにアクセスして…という手間が省けるのは予想以上にストレスフリーでした。
日常的にホロスコープを見たい、という人には向いていると思います。
iOS版の価格は徐々に上がっているようなので、「いつか買いたい」と思っているなら早めの決断をおすすめします。(2022年8月の購入時には5000円ほどでした)

Astro Gold iOS版のダウンロードはこちら

Astro Gold Android版のダウンロードはこちら

用途によって使い分けよう!

自動でホロスコープを作成できるツールをご紹介してきました。
じっくり見たい場合はPC用ソフト、パパッと確認したい時はスマホ(iPhone)用など、用途によって使い分けると良いでしょう。
この記事が、西洋占星術を楽しむ上での助けになれば幸いです。

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