今更聞けない！風の時代とは？
2020年12月に、水瓶座0度で木星と土星のグレートコンジャンクションが起こりました。
これにより、風の時代が始まったと言われています。
その辺の詳しい解説は他の方に任せるとして。
私の見解では、本当の風の時代の始まりは、水瓶座に冥王星が本格的に入る2024年11月頃～だと考えられます。
なぜなら、冥王星はゆっくり動く天体で、その世代の価値観を表すからです。
冥王星がサイン（星座）を移動する直前は、次のサインへ移るための準備に入ると言われています。
これを書いている2023年1月6日現在、冥王星が位置するのは山羊座の27度。
一つのサインは30度までですから、冥王星は水瓶座のエリアの目前にいるわけです。
近頃、地のサインの山羊座で築き上げてきた伝統・縦社会的なものが、変化してきていると感じませんか？
昔、性別の役割ははっきり分けられていました。
例えば、「男なのに泣くな」「女らしくしないと嫁の貰い手がないぞ」といったことですね。
しかし現代は、ジェンダーレスなメイクやファッションの流行や、ゲイやオネエというキャラクターとしてではなく、等身大の姿を発信するLGBTQ系のインフルエンサーなどが増えました。
特にLGBTQに関しては、少し前まで「LGBT」のみでしたからね。
今は自分の性自認や性的趣向を限定しない「クエスチョニング」のQが加わり、よりさまざまなタイプの人がいるんだよ、ということがわかりやすくなったのです。
また、数年前はAセクシャルという、他人に性的欲求を抱かないとされる人についても、ネットで日本語の情報を得るのは困難でした。
なぜそんなことを知っているのかというと、当時の私は知り合いがAセクシャルなのではと思い、いろいろ調べたからです。
しかし現在は、ネットで「Aセクシャル」と検索すれば13,400,000件がヒットし、SNSで自称する人も増えました。
これは、LGBTQの認知が広がったからだと考えられます。
また、昔は結婚は男女でするものでしたが、東京の一部でパートナーシップ制度を導入したり、同性婚を認める国が増えたり、時代は進んでいます。
これらが、風の時代が始まる準備段階のように思えるんですよね。
水瓶座というサインのベースにあるのは、土星と水星。
土星が象徴するのは枠組みや仕組み、水星が表すのは認識する力です。
さらに、改革を表す天王星が支配しています。
水瓶座の季節は真冬です。
この時期はみんなで生き抜くために、厳しい寒さに耐えながら、新しいルールや仕組みを利用することがキーになります。
身近な例を出すと、最近はネットがずいぶん便利になりました。
予約制の病院が増えて、あまり待たなくても良くなったのです。
しんどいから病院に行って、何時間も待って、へとへとで帰路につく…といった無駄な時間と労力を費やすことが減り、助かっている人も多いでしょう。
この「みんなが不便しないように、ネットで予約できるシステムにしよう」というのは、まさに水瓶座の世界観ではないでしょうか。
今後はこういった不便さが改良されて、どんどん便利になると思います。
また、「水瓶座は個性的、変人」と説く声もありますが、私は「権力や肩書で判断せず、その人自身を見る」という世界観の方がイメージとしては近いです。
風の時代は一人一人が生きていくために、みんなのためのルールが新しく整備されると考えられます。
今まで山羊座の世界観におさまらなかった人にもスポットライトが当たり、身分や地位に関係なく、平等にサポートが受けられるようになると良いですね。
逆に言えば、今まで特別扱いされていた人は、その恩恵が受けられなくなるかもしれません。
ここまで、風の時代について話してきました。
これを読んだ人の中には、「昔は良かった」「ずっと今のままが良い」と考える人もいるでしょう。
そんな時は、土星先生を見習うチャンス。
土星はコールド＆ドライな天体なので、周りの情報を取り込み、自分を保つ力を持つからです。
「変わりたくないから見ない、聞かない」のではなく、周りで何が起こっているのかをしっかり把握しましょう。
そして、自分にとって何が必要なのかを判断するのです。
その必要なものを少しずつ取り入れることで、変わりゆく時代とともに歩んでいけるのではないでしょうか。
この記事が、風の時代を生きるためのヒントになれば幸いです。
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